ラクトフェリンで骨密度アップ

骨粗しょう症は、骨密度が低下して骨の内部がスカスカになることによって起こります。
特に、女性ホルモンのバランスが崩れる更年期の女性が発症することが多いといわれていますが、ラクトフェリンは、骨の新陳代謝に関わる細胞に働きかけ、骨密度アップに貢献してくれる成分として注目されています。

 

骨も皮膚などと同様に、常に新陳代謝を繰り返して古い細胞を新しい細胞に入れ替えています。
こうした骨の新陳代謝(骨代謝)を担っているのが、古い骨の細胞を壊して吸収する破骨細胞と新しい骨をつくる骨芽細胞という2種類の細胞です。

 

通常、この2つの細胞がバランスよく機能し、円滑な骨代謝が行われていますが、カルシウム不足やホルモンバランスの乱れなどの影響で2つの細胞のバランスが崩れると、破骨細胞が優位になって骨芽細胞の働きが追いつかなくなります。
すると、骨密度が低下して骨がスカスカになるので、ちょっとした衝撃でも骨折してしまうということも起こってしまいます。

 

これに対し、ラクトフェリンには、骨芽細胞の働きを活発化させるとともに、破骨細胞の働きを抑制する作用があるので、骨代謝の機能調整に一役買ってくれます。
つまり、ラクトフェリンを積極的に摂取することで、骨粗しょう症を予防する効果が期待できるわけです。

 

なお、現在では、ラクトフェリン入りのヨーグルトや乳飲料、サプリメントなどのラクトフェリンを効率的に摂取できる健康食品が販売されています。
これらは、骨の生成に必要なカルシウムやたんぱく質などの栄養素も豊富なので、特に骨代謝のバランスが崩れやすい中高年の方は、こうした食品をうまく活用して丈夫な骨を維持することが大切です。