大腸ポリープの成長を抑制する働き

近年は、食事の洋風化などが進んだために、大腸がんにかかる人が増加しています。この大腸がんの多くは、大腸ポリープが成長したものなのです。即ち、大腸ポリープがあるのを放置しておくと、大腸がんに進展する可能性が高くなるのです。

 

しかし、ラクトフェリンという物質を毎日摂取すると、このポリープの大きさが小さくなることが最近の研究で分かっています。

 

ラクトフェリンというのは、タンパク質に糖分と鉄が結合した糖たんぱく質と呼ばれるものの一種です。哺乳類の母乳の中には必ず含まれていて、無菌状態で生まれてくる赤ちゃんを病原菌やウイルスなどから守る抗菌作用や免疫機能の増強に効果がある物質です。

 

このラクトフェリンは、大人が摂取しても有効であり、免疫機能を強化する効果があることから、大腸がんの予防効果についても人間に対する臨床研究で確認されています。

 

即ち、大腸ポリープの成長を抑制する働きがあることが確認されているのです。まだどのような仕組みでポリープの成長を抑制しているのかは明らかになっていませんが、毎日3グラムのラクトフェリンを摂取していると、血中のラクトフェリン濃度が上昇し、がんの芽ともいえる直径5ミリメートル以下の大腸ポリープをそれ以上成長させず、縮小させる働きがあることが分かっています。