ラクトフェリンが体内に取り込まれる仕組み

ラクトフェリン(ラクトトランスフェリンとも言う。)は、1939年に牛乳中に含まれるレッド・プロテイン(赤色タンパク質)として初めて報告されました。後にアミノ酸配列が決定されたのは1960年のことで、牛乳の場合689、母乳の場合692のアミノ酸から成っています。

 

ラクトフェリンが健康に及ぼす効果は大きく、細菌やウィルスに対する効果、抗酸化作用、原虫に対する効果、抗ガン作用、脂質代謝異常の改善効果、歯周病治療効果、創傷治癒促進効果など実に様ざまな効果が実証されており、現代人の健康に及ぼす効果は非常に大きいと言えます。

 

ラクトフェリンが体内に取り込まれる仕組みについては、口から摂取したラクトフェリンは小さなペプチドに分解され、小腸の腸管から体内に吸収されることが判っています。小腸にはラクトフェリン受容体があるために吸収された成分は体内に行き渡り様ざまな健康効果が期待できます。

 

しかし、口から摂取したラクトフェリンがそのまま体内に吸収されることは無く、胃を通過する時点で多くの成分は胃酸やペプシンと呼ばれるたんぱく質分解酵素によって分解されしまい、小腸まで届かないことが判っています。その為、サプリメントとして販売されている商品には、腸まで届くよう様ざまな工夫がされています