ラクトフェリンの安全性

ラクトフェリン(lactoferrin)とは、ヒトやウシなどの哺乳類の乳に含まれる鉄結合性のタンパク質のことです。ラテン語で乳を意味するlacと鉄を意味するferrumを合成して作られた用語です。

 

ラクトフェリンは乳だけでなく、唾液や涙などにも含まれるものですが、特に初乳に多く含まれるという特徴があります。ラクトフェリンには強力な抗菌作用があるため、腸内に潜む悪玉菌や胃の中のピロリ菌を減らす効果があることが分かってきました。

 

さらに、善玉菌の代表となるビフィズス菌を増殖させる効果もあるため、大腸ガンの予防効果があることも分かってきました。現在では、牛乳から抽出したラクトフェリンがサプリメントの原料として多用されています。また、牛乳やヨーグルトにも配合されて、栄養を補助する目的でも使われることが多くなっています。

 

もともとは、哺乳類の生命力が育んだ物質であるため、安全性には問題ありません。ラクトフェリンを多く含む初乳を飲んで育った人は数え切れないほど存在するものですから、安全性は確かなものです。

 

ラクトフェリンが配合された乳製品は、種類も増えてきています。風邪やインフルエンザ、ノロウイルスの予防にも効果があるため、体調を崩しやすい人は意識的に摂取すると効果的です。